妊娠中

妻が切迫早産になった話

こんにちは。おかじです。

今回は娘が産まれる前、妊娠中のお話です。

出産予定日の2ヶ月前に妻は切迫早産になりました。

その時の妻の様子や、おかじが気をつけていたことなど、お話していこうと思います。

最終的には無事、正常分娩となりましたが避けられるなら避けるべきです。

もし、奥さんが切迫早産になってしまったらいろいろ大変です。

これから出産を迎えるパパにこの記事を参考にして少しでも奥さんの負担を減らしてあげてほしいです。

切迫早産とは?

切迫早産と聞いてすぐ説明できるパパは少ないのではないのでしょうか。

覚えて奥さんと情報を共有できると奥さんも安心だと思います。

切迫早産の前に、そもそも早産とは何でしょうか。

早産とは(日本産婦人科学会HPより抜粋)

早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のことをいいます。日本では妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。妊娠22週未満の出産は流産といい、早産とは区別されます。早産の場合赤ちゃんの体重は500 g前後で長期間の新生児医療(新生児集中治療室での治療)が必要となり、また、早く生まれた赤ちゃんほど、後で重篤な障害が出現する可能性が高くなります。

つまり、正常な出産期間より早いタイミングでの出産のことです。

そして早産になってしまうと障害が残る可能性が高い、ということです。

それでは、切迫早産とは何でしょうか。

切迫早産とは(日本産婦人科学会HPより抜粋)

切迫早産とは早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のことをいいます。子宮収縮(お腹のはりや痛み)が規則的かつ頻回におこり、子宮の出口(子宮口)が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態のことです。破水が先に起きたり、同時に起きたりすることもあります。破水とは、子宮内で羊水とともに胎児を包んでいる膜が破れて、羊水が流出している状態のことをいいます。羊水が出続ければ陣痛が起きたり、細菌に感染したり、羊水の量が減ることで赤ちゃんが圧迫されたりといったことが問題になります。

赤ちゃんが正常な位置よりも下がってきている、出てきやすい位置にいて早産の可能性がグンと高い状態のことです。

切迫早産になった時の妻の様子

診断される前

妻は「お腹が張って痛い」と言っていました。

張ること自体は異常ではないのですが、問題はその回数と頻度です。

毎日のように張っていましたし、張る回数も日に数回はある、と言っていました。

張る、ということは赤ちゃんの大きさに対して子宮の大きさが小さい、赤ちゃんにとって狭い状態です。

張る動作は子宮が赤ちゃんを出そうとする動きをしていることです。

出産のときは正常な動きですが正常出産より早ければ正常ではありませんよね。

おかじの妻は、かなり早いときからこの動きをしてしまっていたのです。

どうやって気づいたのか

妊娠中の定期検診のときに、医師に張ることを伝えたそうです。

最初は「安静にしててくださいね」と言われる程度だったのですが、検診の最後にもう一回伝えたら、

「念の為確認してみますか」となり、診てもらったら発覚した、とのことでした。

最後の念押しがなかったら気づかぬまま帰ってきてたと思うと少し怖いです。

診断されてからの妻の生活

発覚してから医師も慌てた様子で、その場で絶対安静を言い渡されました。

仕事はおろか、家事もNG。許可されたのはトイレ、風呂、食事のみでした。

原則ベッドで横になってなければいけません。

おかじのかじ

この頃、おかじは仕事が忙しい時期で毎日23時に帰宅する生活でした。

つわりも大変そうだったので妻の負担を極力減らすために、平日のご飯はおかじが副菜を週末に作り置き。メインディッシュは味付けされている肉や魚をその日に妻が焼いて食べる、というシステムを採用していました。

切迫早産になってそれすらもできなくなり、メインディッシュはレトルトのハンバーグやカレーになりました。

理由は?

理由は明白で、働き過ぎです。

夜遅くまで、何時間もぶっ通しで、というわけではないのですが、職場まで自転車or歩きで通い、4時間立ちっぱなしだったのが一かなり負担だったんだと思います。

適度に動いて刺激を与えるのはいいですが、やりすぎるとどんどん赤ちゃんが下に降りてきて身体も赤ちゃんを出そうとしちゃうんですね。

結局どうなった?

予定日の2ヶ月前に切迫早産になり絶対安静を守った結果、1ヶ月前には赤ちゃんが正常な位置に戻り切迫早産は解除されました。

それでも、職場へは行かずに自宅にいました。

できる範囲で家事をする程度で動いてました。

最終的には、予定日の一週間早く産まれて体重も正常な範囲でした。

おかじが学んだ教訓

切迫早産になる前は妻が何か言っても、本当にヤバいときは本人が判断するだろうと思っていました。

しかし、気づかぬまま状態は進んじゃうんですよね。

特に初産は全部が初めてで何が正常なのか何が異常なのかすらわかりません

感じる痛さも人それぞれだし、その表現も人それぞれです。

今回妻が切迫早産になって学んだことは、妻を放置しすぎない、です。

本人も気づかぬまま切迫早産になっていましたが、サインは出していました。

「お腹が張ってる」と言い続けたことです。

当時はその頻度が正常なのかわかりませんでしたし、今もはっきりわかるわけではありません。

しかし、(もし次があるとしたら)少しでも痛がっていたらおかじが絶対安静を命じます。

結果何もなければそれでいいのです。

早産について色々調べました。やはりどうしても病気や障害のリスクが上がってしまします。

もし早産だったら子どもの面倒をちゃんと見てやれるのか、そもそも無事に産まれてこれるのか、母子ともに危険な状態になるんじゃないか、いろいろ考えてしまいます。

体質や予期せぬ理由であればやむを得ないですが、原因がわかっていて防ぐ手段があるなら惜しまず実行します。

わざわざ自分から危険に向かう必要はないのです。

さいごに

妊娠中は身体の変化が目まぐるしいです。

その中で異常をプロでない私達が見つけるの不可能です。

ちょっとでも気になったらためらわず医師に診てもらうべきです。

一人、もしくはふたりの命がかかっているのですから。

パパはママの様子をよく見て、家ではママの話を聞いてあげてください。

病院に行くのをためらったら背中を押してください。

何かあってからでは遅いので。

Have a good paternity life!

-妊娠中
-